Tata CommunicationsとBloomberg Media Studiosの新たなレポートで、企業が苦慮しているのはAIの導入ではなく、基盤技術の負債に起因するAIの規模拡大であることが明らかに。

インド・ムンバイ, 2026年6月9日 /PRNewswire/ — AIはあらゆる企業に共通する必須課題となっていますが、Tata CommunicationsとBloomberg Media Studiosによる新たなグローバル調査から、企業内ではより本質的な問いが浮かび上がっています:AI投資の必要性にはもはや疑いの余地はありませんが、AIを支えるシステムは、大規模運用に耐えられるよう構築されていない可能性があります。

Tata Communicationsがスポンサーを務め、Bloomberg Media Studiosとの提携により制作されたレポート「Building Durable AI Advantage」によると、企業幹部の4人に3人(77%)が現在、AIを取締役会レベルの優先事項と位置付けています。しかし、回答企業の65%は依然として、企業向けAIに伴う大量のデータ処理や統合の要件に対応するよう設計されていない従来型または整備途上のインフラ上で運用しています。変化するビジネス需要に応じてインフラを拡張できると回答した企業は、わずか29%です。AIワークロードは直線的に増加するわけではないため、これは重大なギャップです。AIワークロードは急増し、環境間を移行し、システムの最も脆弱な部分に負荷をかけます。

この調査は、北米、欧州、アジアの売上高5億ドル超の企業に所属する上級幹部501人を対象に実施され、AI投資の価値が時間の経過とともに累積的に高まるか、頭打ちになるかを左右する、相互に強化し合う5つのシステム(「ループ」)を特定しました。5つのループは、基盤(インフラの最新化)、統合(システム間の相互運用性)、スキル(能力の社内展開)、ガバナンス(意思決定の迅速性)、ROI(価値の可視性)にわたります。企業は、1つのループに負荷がかかっている場合でも、個別には成果を上げることができます。ただし、持続的な成果は、5つすべての整合性にかかっています:5つのループが互いに強化し合えば、進展が加速し、優位性が累積的に高まります。一方、いずれか1つが停滞すると、制約が波及し、勢いが弱まります。

制約が強まっている領域

この調査では、5つのループそれぞれで負荷が高まっているポイントが明らかになりました。

  • 基盤:最新化の進展にはばらつきがあります。ネットワーク接続、ハイブリッド展開の柔軟性、データアーキテクチャが完全に最新化されていると回答した企業は、いずれも半数未満です。高度なインフラを備えた企業は、従来型システム上で運用している企業と比べて、AIにより高いビジネス価値を実現していると回答する割合が約2倍です。
  • 統合:幹部の28%は、AIと従来型システムの統合の難しさを、価値実現を阻む主な障壁として挙げています。また、38%は、統合に関する懸念が承認および調達サイクルの遅延につながっていると回答しています。3分の2(67%)は、複数チャネルにわたってデジタル自動化と人とのやり取りをシームレスに融合することが、AI活用に不可欠だと考えています。
  • スキル:企業の30%は、AIの価値実現を阻む主な障壁として、スキルギャップと専門人材の不足を挙げています。企業規模が大きくなるほど、この問題は深刻化します。売上高50億ドル超の企業では45%がスキルギャップを挙げており、調査対象全体の平均を大きく上回っています。
  • ガバナンス:企業の42%は、承認遅延の最大の原因としてセキュリティおよびコンプライアンスのレビューを挙げ、統合に関する懸念(38%)と調達の複雑さ(38%)がこれに続きます。高額な投資ほどステークホルダー委員会の規模が拡大する中、ガバナンスは規模拡大を支える仕組みではなく、その足かせとなるおそれがあります。
  • ROI:企業の10社に9社が最新化の取り組みから何らかの価値を得ていますが、10社に6社超は最適な成果に達していないと回答しています。課題の一部は可視性にあります。AI、インフラ、セキュリティがそれぞれ個別に追跡されると、事業全体へのより広範な影響が見えないままになります。価値が個々のプログラム内に限定されているように見えるため、再投資の判断もその限定的な指標に基づいて行われます。

Tata Communicationsの社長兼最高収益責任者であるSumeet Waliaは、次のように述べています。 「AIは、現代を象徴するビジネス上の優先事項の1つとなっていますが、真の差別化要因はもはやAIそのものではありません。AIが大規模に価値を生み出せるようにするインフラと統合です。当社の調査によると、企業の意欲が高まる一方で、準備態勢には依然としてばらつきがあります。今後数年間をリードするのは、企業全体にわたって人、システム、データ、インテリジェンスをつなぐ基盤に投資する組織です。」

「AIは、コンピューティング、電力、接続性、プラットフォームが密接に結び付いたエコシステムです。これらはもはや独立したシステムではなく、1つの統合インフラになりつつあります。AIはこの融合を加速させており、Tata Communicationsは、ソリューション群で構成されるデジタルファブリックを通じてこれに対応しています。まさにこの領域において、当社は独自の強みを生かし、お客様のビジネス目標の達成を支援できます」

Building Durable AI Advantage」レポートの全調査結果については、こちらをご覧ください

Tata Communicationsについて

Tata Groupの一員であるTata Communications(NSE:TATACOMM)(BSE:500483)は、190を超える国と地域で、今日急成長を遂げているデジタル経済を支える、グローバルなデジタルエコシステムの実現を担う企業です。同社は信頼を基盤とし、コラボレーションおよびコネクテッドソリューション、コアおよび次世代の接続性、クラウドホスティングおよびセキュリティソリューション、メディアサービスを通じて、世界中の企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。Fortune 500企業のうち300社が同社の顧客であり、また、同社は世界のクラウド大手の80%と企業をつないでいます。詳細については、www.tatacommunications.comをご覧ください。

レポートについて

企業向けレポート「Building Durable AI Advantage」は、通信インフラおよび調達に関する意思決定に直接関与する、または影響を及ぼす経営幹部およびリーダー501人を対象とした調査に基づいています。調査は、2025年12月から2026年1月にかけて、米国、英国、ドイツ、フランス、シンガポール、香港、中国、インド、ベネルクス/北欧地域などの市場で実施されました。回答者の65%は経営幹部(C-suite)、35%はVP級以上です。

将来の見通しおよび注意事項

本リリースに記載されているTata Communicationsとその見通しに関する特定の言葉や記述、およびその他の記述(Tata Communicationsの予想される財務状況、事業戦略、Tata Communicationsの事業の将来の発展、インドの一般経済に関する記述を含みます)は、将来の見通しに関する記述です。このような記述には、金融、規制、環境、業界の成長予測や動向予測など、既知および未知のリスク、不確実性、その他の要因が含まれており、Tata Communicationsの実際の結果、業績、達成状況、または業界の結果が、このような将来の見通しに関する記述によって明示または暗示されるものとは大きく異なる可能性があります。このような将来見通しに関する記述と実際の結果、業績または達成状況が大きく異なる可能性のある重要な要因には、特に以下が含まれます。すなわち、Tata Communicationsのネットワークにおけるトラフィック量を増加できないこと、顧客の需要を満たし許容可能な利益率を生み出す新製品および新サービスを開発できないこと、新製品および新サービス(音声伝送サービスを含む)を支える新技術および情報システムの商用試験を成功裏に完了できないこと、同社の一部通信サービスにおける価格圧縮の進行率を安定化または低下させられないこと、戦略的買収を統合できないこと、ならびにインドの政府の政策または規制の変更(特にTata Communicationsの業界の行政運営に関する変更)などです。さらに一般的には、インドにおける経済、事業および信用の状況も含まれます。実際の結果、業績、達成状況がこのような将来の見通しに関する記述と大きく異なる可能性のある追加的要因は、その多くがTata Communicationsの管理の及ばないものであり、Tata Communications Limitedの年次報告書に記載されているリスク要因を含みますが、これらに限定されるものではありません。 

Tata Communications Limitedの年次報告書はwww.tatacommunications.comでご覧いただけます。Tata Communicationsは、将来見通しに関する記述を更新または変更する義務を負わず、またその義務を明示的に否認します。

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