日本初のソリューション特化型メディア「J-STORIES」。2022年にローンチして以来、編集部には多くの学生インターンが編集アシスタントとして参加し、日々の編集作業やリサーチ、取材先への連絡、また時には自ら取材や記事の執筆を行うなど、重要な役割を担ってくれています。ベテランのジャーナリストや編集者、翻訳者を縁の下の力持ちとして支える J-STORIES の学生インターンの皆さんに、インターンとなったきっかけや日々の業務についてインタビューしてみました。
※ インタビューは2023年9月に行われました。
Q:どのような理由で J-STORIES のインターンに参加したのですか?
大河原有紗(以下、有紗):私は元々メディア業界に興味があって、大学の夏休みの間にできるインターンを探していたところ、J-STORIESでバイリンガルのインターンを募集していることを知りました。インターナショナルスクールに通っていたので、得意な英語を活かせるのは私にとって最適でした。さらに、サイトを拝見すると非常に興味深い業務内容でしたので、是非ここで働きたいと思いました。自分に何ができるかよく分かりませんでしたが、メディア業界に携わる新しい事に挑戦してみたい思いが大変強くありました。
セージ・ファーラー(以下、セージ):私もバイリンガルとして、自分の日本語と英語の語学力を活かしつつ、日本の会社で自分が今まで経験したことがない作業や仕事ができることを期待して参加しました。
池田未来(以下、未来):私はジャーナリズムに興味があったので、インターン生として参加させていただきました。でも応募当時は記事を書きたいとは思っていましたが、実際に記事を書くようになれるとは想定していませんでした。
小林陸 (以下、陸):私がJ-STORIESのインターン記者として参加を決めた理由は2つあります。まず、自分でネタ出しから取材まで一気通貫でメディアの仕事を経験できる点です。私は幼い頃から経済や政治などに興味があり、経済系メディアをよく見ていた為、メディアへの興味は強くありました。また、大学に入学してからは、経済系メディアでインターンとしてYouTubeチャンネルの企画・運営を担っていました。そんな中たまたまお声がけ頂き、自分のメディア業界における経験の幅を広げるチャンスだなと思いました。
Q:皆さんは、インターンとして具体的にどのような仕事を経験しましたか?
リドリー・コイト(以下、リドリー):僕は英語記事の校正をお手伝いしています。他にも週刊ニュースレターの作成、SNSへの投稿も手伝ってきました。 他にも与えられたタスクがあれば何でも手伝います。
セージ:私は学校の夏休みの間の限られた期間でしたが、翻訳・インタビュー原稿の書き起こし、ニュース配信の入力作業、SNS投稿、イベントのアシスト、記事のネタ探し、インタビュー取材、取材先とのやりとり、記事を書くことなど本当に沢山のことを行うことができました。
未来:私は主に記事のネタ探しとSNSの投稿を担当していました。記事にするべきネタを見つけて、取材先となる企業に連絡して、取材の許可申請を行うことも私の担当でした。それに加え、日英の翻訳をする機会もありましたし、実際に自分で取材をして、英語で記事を書く経験もできました。
有紗:私も未来さんと同じでJ-STORIESでの作業は記事にするためのネタを探す段階から、企業などへの連絡、実際の取材、原稿執筆と言った全てのプロセスに関わらせていただきました。他にも媒体としてより多くの人に見てもらう為のSNS戦略会議にも参加させていて、改善案を提案するなど、メディア媒体の運営事務的なサポートにも関わりました。また、時には運営会社であるPBMC(株式会社 パシフィック ブリッジ メディア アンド コンサルティング)の業務のサポートにも関わることができました。クライアントとなる企業イベントの運営サポートをしたり、来日した海外テレビ局の取材クルーの通訳を担当したりといったことです。
Q:学生として記事を書くのは大変かもしれませんが、実際にやってみてどうでしたか?
セージ:取材に向けての準備やリサーチ、そして記事を書くことは予想以上に楽しかったです。何を質問すれば良いか、取材で集めた情報をどうやって記事に入れるか、それを考えることがとても面白かったです。そうやって色々自分で考えながら、たくさんのアドバイスをいただけたので、ジャーナリストとしてのものの考え方や心得を少し学べた気がします。
(セージ記者の執筆記事:陸上で魚を育てる 〜 福島発、環境に優しい新しい「ベニザケ」養殖)
有紗:取材や記事を書く時に念頭に置いておく事など、最初は分からない点が多かったです。逆に自分がうまくできたと感じた仕事はバービーの展示会を通したジェンダー平等について考える記事を書いた時です。ジェンダーバランスについては、J-STORIES にそれまでなかったジャンルの記事だったので、そのような話題を自分の発案によって掲載できたことで、少しは貢献出来たのではないかと感じました。
未来:ニュース記事を書くのは自分が想定していた以上に難しかったです。取材したことを全て書くのではなく、特に重要な内容に絞る必要がありますし、読者が読みやすいように、内容が複雑でも、わかりやすくキャッチーな記事にまとめなくてはいけないのですが、苦戦しました。しかし、こうした作業の末に、記事が公開される時には、一番の達成感を感じました。
Q: 今後インターンをやりたいと思う皆さんに向けて、メッセージをお願いします。
陸:メディアの仕事は新しいものに常にアンテナを張り続けることが求められますが、好奇心旺盛な人にとってはすごく刺激的だと思います。また、今後グローバルに活躍したい人にとっては英語を使いながら多国籍のメンバーとコミュニケーションを取れるという理想的すぎる環境ではないでしょうか? ぜひ、自分のやりたいことがまだわからないという方からメディア一本に道を決めた方まで、是非インターンに参加してみてください!
有紗:インターンする事によって自分が越えられなかったと思っていた限界を越えたり、新たに自分の長所や短所を発見する素晴らしい機会になるということです。私が1年間を通して経験出来た事やインターンを通して出会えた方々から学んだ事は数えきれなく、これからご自身の将来を考えるにあたりとても有意義な経験になるはずだと思います。
未来:沢山の優しい人がいらっしゃるので、社員や他のインターン生から沢山学べます。それに加え、インターンの仕事をしていくうちに自分でも作業をこなすことに向けて挑むことによって、想像もつかなかった側面での成長を感じられると思います。
リドリー:これは、あなたが探究したいと思っている業界に完全に没頭するための最良の方法です。とてもおすすめです!
セージ:新しいことに挑戦して言語スキルを伸ばすだけでなく、本当に素晴らしく親切な人々と一緒に働く素晴らしい機会です。どうぞ参加して下さい!
〜ここでJ-STORIES編集部から、普段インターンへの業務サポートを行うプロダクションマネージャーの肱黒勇正(ひじくろ・としまさ)も飛び入り〜
肱黒:英語を使用して仕事をしたい人、ジャーナリズムやメディアに興味がある人、スタートアップに興味がある人、起業したい人など、強い意欲のある人はご一報ください!是非、一緒に働きましょう!
この記事を読んで、インターンに関心を持った方は、J-STORIES編集部までお問い合わせください。バイリンガルではない学生の皆さんも歓迎です。 編集部メール:jstories@pacificbridge.jp
記事:高畑依実 編集:一色崇典
写真:ジュリア・リーギ
この記事に関するお問い合わせは、jstories@pacificbridge.jp にお寄せください。
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